干し芋は、土作りから苗作り、植え付けから収穫。
そして加工まで、ほぼ1年間に渡って手間ひま掛けて作られます。
飛田農園の「ほしいも」が出来るまでをご紹介致します。
昨年の秋に収穫を終えた畑には、麦などを植えて緑肥(有機肥料)にします。
真冬の期間の畑は、次の年の準備に入っています。
原料芋となる各品種のサツマイモの苗床を作ります。
春の暖かさと日差しで、5月頃には苗も元気に伸びて来ます。
梅雨頃には、苗を畑に植え付けで行きます。
トラクターで畝を作って、苗を1本1本丁寧に植え付けます。
約1週間ほどで、苗から根が伸びて茎が元気に立ち上がって来ます。
この時期にさらに水捌けを良くする作業や、雑草対策も行います。
梅雨明け頃から、葉もグングン伸びて行きます。
真夏は、太陽の日差しを受けて葉からたっぷりと栄養を作り、土の中で原料芋は成長して行きます。
10月中旬頃から、いよいよ収穫作業が始まります。
専用の機械で掘って行くと、大きな原料芋が畑からたくさん出て来ます。
掘り出した原料芋のサツマイモは、貯蔵期間を延ばすキュアリング作業を行って
12月の寒さが来る頃までじっくりと貯蔵します。
この期間で、原料芋のデンプンが糖化してどんどん甘くなって行きます。
氷点下になると原料芋が痛んでしまいますので、温度管理を慎重に行って保存します。
寒さが本格的になる11月後半から、蒸かしから加工作業が始まります。
蒸かした芋は、手作業で一つ一つ丁寧に並べ、乾燥機で水分量を安定させた後、天日干しします。
乾燥機を使用することで、天候に左右されず安定して製造でき、高品質・高衛生の干し芋に仕上げられます。
12月からは平干し芋も丸干し芋も順次できあがり、お歳暮ギフトにもぴったりです。
年明けの1月~2月には、寒さでお芋の糖化がさらに進み、より濃厚で甘い味わいを楽しめる時期を迎えます。